赤い人のブログ

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エアリスの話し方についての考察【FF7R】

おひさ。

日常が戻ったような、戻らんようなそんな世の中に疲れちゃうね。

 

やみのパワーがたまってきたので色々書きたいこともたまってきた。

 

きょうはゲームの話。

 

うろ覚えで書くので違うところがあったらすまん。

 

エアリスの話し方について。


カタコトっぽい、という印象を持った人が多いようで。

軽く調べたところによると、外国人感を出すための設定という説も。
古代種=どこか違う人種
ということの強調ではあると思うが、もう少し掘り下げたい。

 

エアリスの生い立ち・属性について

1.エアリスは物心つく前から母親と神羅に捕らわれていた。

原作の記憶が消えかかっているが、たしかこうだったと思う。
人格形成(言語形成)、この時期、大事。

 

2.母親が実験に連れ出されている間、エアリスはひとりで部屋にいた?

かわいそう。心ある研究員とかいなかったのか。
たぶん母親は研究に協力する代わりにエアリスには手を出させなかったんやろなぁ。涙。
そして、人格・言語形成、この時期、大事。

 

3.母親と部屋にいる間は絵を描くなどしていた。

あの部屋、結構作り込まれてたので、眺めるだけでも楽しい。
一緒に絵を描きながら古代種について語り伝えたんやろなぁ。

 

4. 神羅から脱出。母親と死別。エルミナに保護される。

ただただかなしい。神羅、ガバガバすぎん?
たぶんエルミナの回想シーンもちゃんと見れば考察が深まる点が隠されていると思う。

 

5. 六番街スラムでの生活。

a. エルミナとの関わり

・エルミナ「よく話す子でね」
お母さん(両方)と話す時間が唯一の楽しみやったんやろなぁ。

 

・エアリス「おかあさんの大切なひと(が)」
ここは重要。幼い頃に、格助詞をちゃんと使えている。

 

・星の声が聞こえることは隠していない
上の件で分かっている。

 

神羅の人間に対しては隠す
ロン毛ホクロがやってきた際。経験からなのか、直感なのか、星のこえか。

 

・描かれていないこと
教育は?→ちゃんとした教育を受けていない(だろう)
かといって文法がわかっていないわけではなさそう。(上記)

 

b. 街の人々との関わり

○子供時代-直接描かれていない
・かくれんぼの回想?から、同世代には気味悪がられていた可能性

「星の声が聞こえる」→こどものコミュニティから弾かれるには十分。

 

・リーフハウスには通っていない

孤児だが保護者がいる、ウェッジと年齢が近いはずなのに面識がなさそう。

↳ウェッジの言葉を真似ている?子供がリーフハウスにいるので、彼もリーフハウス出身と仮定して。(ビッグスについてきただけの可能性もあるが)

 

○現在-六番街スラムで同年代に声をかけられる場面がほとんどない

(居酒屋の店主が同世代感ある?)

 

星のこえ


エアリスが聞いている星のこえ、文法がはっきりしているとは考えにくい。
ライフストリームが知識の流れ的なものだとしたら、意識のようなものもないはず。
そもそもエアリスはちゃんと聞き取れてもいないようだし。
言語化できないものが頭に流れ込んでくるイメージ?


言葉にならない(できない)想いがあるとき、

人は文法を意識することができない(あるいは難しい)

 

もしくは、自分という概念が希薄

これまでの人間関係が希薄だと、自分の認識も希薄になる。

より詳しく書くと「自分がどのような人間であるか」がはっきりしない。

人は人を写す鏡というあれ。

 

「私も」は言ってる気がする?
他人「が」「は」は言ってる。

既に書いた「大切なひとが」や「マリンは無事」など。

 

 

FF7Rの最終チャプター

賛否両論ありますね。

ここもプレイしたのはだいぶ前なんで、うろ覚えです。

 

ここでのエアリスは、だいぶはっきり喋ってますよ。

「私は」とかちゃんと言ってた気がします。

 

前の自我の話なんだけど、

「私の欠片が云々……」ってのが案外しゃべり方に関係しているかもしれませんね。

 

フィーラー=運命の守り人

 

それに触れられることで「私」=「自我」が薄れるとしたら

 

運命に逆らう決意をしたエアリスは自我を取り戻し、

同時に正しい話法も戻る。

 

と捉えることもできるような無理があるような。

 

 

というお話でした。

 

ちなみにこの文章も最後だけ敬体にしてみた。